株式会社ネクストジェン（本社：東京都港区、代表取締役 執行役員 社長：大西 新二）はメタバースの相互運用性標準の開発を促進する団体【The Metaverse Standards Forum（メタバース・スタンダード・ フォーラム）】に加盟いたしました。

背　景

現在メタバースは「社会を大きく変革させる技術」として世界中のさまざまな業界・企業から注目されています。
当社の事業は「音声」領域に強みをもっていますが、音声領域のみならず幅広い通信コミュニケーション分野での事業拡大を目的としています。そのため従来リーチしていない事業領域に対して当社のボイスコミュニケーションの技術を融合させていく取り組みを進めています。
この度、その取り組みの一環としてメタバースに関する知見を増やすため、2022年6月21日に発足されたメタバースの相互運用性標準の開発を促進する団体【The Metaverse Standards Forum】に加盟いたしました。日本企業での加盟は当社を含めまだ数える程度と少ないですが、先進的な取り組みを通じて日本のメタバース市場の成長に貢献していきたいと考えております。

【The Metaverse Standards Forum（メタバース・スタンダード・ フォーラム）】とは...

メタバースを構築するために必要な規格の定義や策定を行い、メタバースの標準化を推進する団体です。
創設メンバーには、W3Cをはじめ、Meta、Microsoft、Adobe、NVIDIA、HUAWEI などの企業が参加し、現在では世界中のメタバース関連技術やサービス開発を進める企業が結集しています。

• Principal Members：765社（2022年12月12日時点）
• Participant Members：1282社（2022年12月12日時点）

メタバース市場とネクストジェンの今後の展望

日本におけるメタバース市場は、2022年度は1,825億円と見込まれ、2026年度には1兆円を超え大きく成長すると予測されています。【注１】
また、各省庁でもメタバースへの取り組みを行っており、総務省は昨年、メタバース研究会を立ち上げました。
メタバース市場の成長には通信技術の進化が必須となります。世界最大の通信関連の展示会【MWC (Mobile Wrold Congress）】でも、昨年度は基調講演や各セミナー内にて「メタバース」というワードが扱われていました。
現在利用されているメタバース空間はサイロ化（それぞれのメタバース空間が独立していて連携されていない）している状態となります。それを一層発展させるには当社の強みである通信ネットワークの相互接続技術が活かせると考えており、メタバース分野でも当社の事業を展開し、活躍の場を広げることを目指します。

【注１】出典：株式会社矢野経済研究所「メタバースの国内市場動向調査（2022年）」（2022年9月21日発表）
※2022年度（見込値）、2026年度（予測値）
※事業者売上高ベースにて算出
※市場規模はメタバースプラットフォーム、プラットフォーム以外（コンテンツ、インフラ等）、XR（VR/AR/MR）機器の合算値、なお、XR（VR/AR/MR）機器のみ、販売価格ベースで算出

ネクストジェン、世界的にメタバースの標準化を目指す組織【The Metaverse Standards Forum】に加盟（PDF784KB）