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ネクストジェンのSBC、ひかり電話と企業の電話システムを直接接続する機能を拡充
~従来必要とされる機器が不要に・ひかり電話の導入コストを削減~
株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西新二)は、ビジネスコミュニケーション市場の活性化を目指し、NTT東日本、NTT西日本が提供するひかり電話と、企業の電話システムを直接接続できるようにするため、ソフトウェアSBC『NX-B5000 for Enterprise』の機能を拡充いたしました。
※SBC( Session Border Controller)とは:
IP ネットワーク上での音声通信において、セキュリティを確保しながら異なるネットワーク間の相互接続を行うゲートウェイ装置。
- 機能拡充の背景
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NTTによる固定電話網( PSTN )のIP 化やDX推進などにより、今後IP-PBXやクラウドPBXなど企業の電話システムのIP化、およびIP電話サービスの利用も進むと見られています。
ひかり電話はIP電話サービスとして普及していますが、導入にはOG(オフィスゲートウェイ)と言われるアダプターを拠点内に設置する必要があり、小規模企業や多拠点展開をする企業などでは、コスト負担を理由に導入を見送るケースが少なくありませんでした。
こうした状況から当社は、異なるコミュニケーションサービス同士を相互接続する『 NX-B5000 for Enterprise 』に、ひかり電話と企業のPBXを直接接続する機能を追加いたしました。
これにより、企業は従来必要であったOGを設置することなくひかり電話を導入できるようになり、ひかり電話を取り扱う事業者も、お客様へのご提案がしやすくなります。
当社は昨年、『 NX-B5000 for Enterprise 』を活用した小規模~中規模企業向けの手頃な価格のアプライアンスSBCの展開を開始しており、このSBCにおいても同機能の提供が可能です。
<従来の接続と NX-B5000 for Enterprise による直接接続のイメージ>
- NX-B5000 for Enterprise の特長
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- 高度な相互接続技術を集約
・大手通信事業者にも導入されているソフトウェアを活用した製品
・主要なIP電話サービスやPBX、クラウドサービスとの相互接続認定を取得
- 企業規模や形態を問わず利用可能
・小規模~数十万規模のユーザーを収容
・オンプレミス、クラウドを問わずサービス間の相互接続が可能
- 通話録音や音声認識AIなどと連携可能
・通話録音機能(オプション)によるコンプライアンス強化
・音声認識や自動音声応答(IVR)と連携し、電話応対業務の自動化などを実現 - 高度な相互接続技術を集約
- 今後の展開
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企業の電話システムのクラウド移行などに伴い、クラウドPBXの需要が増加しています。クラウドPBXサービスは、ひかり電話などIP電話サービスと併せて提案されるケースが多く、『 NX-B5000 for Enterprise 』はそれらをつなぐSBCとして今後も市場ニーズに沿った機能追加を継続していきます。
音声認識AIなど、当社の他のサービスとの組み合わせによる市場への浸透も図っていく予定です。
<参考:クラウドPBXサービス市場規模推移/予測>
ネクストジェンのSBC、ひかり電話と企業の電話システムを直接接続する機能を拡充
~従来必要とされる機器が不要に・ひかり電話の導入コストを削減~(PDF780KB)
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネクストジェン 事業企画開発部 プロモーショングループお問い合わせフォーム
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