Solution Service
ソリューションサービス
U-cube voice クラウドPBX
U-cube voice(ユーキューブ ボイス)クラウドPBXは、PBX機能をクラウド型で提供するサービスです。お客様が契約されている固定電話・IP電話番号をそのまま継続しながら、PBXやビジネスホンの設備・運用コストを削減します。省スペース化に繋がるフリースペースの導入に重要な鍵となる端末のモバイル化と多機能型固定電話との連携を行うことにより、利便性を保ちながらコストダウンも実現します。
特長
- コスト削減
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- 設備・運用コスト
PBXを所有する必要がないため、初期導入費用を大幅に低減できます。スマートフォンに専用のIP電話アプリケーションをインストールすることにより、モバイルデバイスを活用し、固定電話台数を減らすこともできます。また、組織変更や人事異動にともなう内線グループの組み換えなどもGUIから簡単に設定することが可能です。 - 通信コスト
通信事業者が提供する携帯電話内線通話サービスとの連携やIP電話アプリケーションを活用することにより、携帯電話とオフィスの固定電話または固定電話同士の内線通話が無料化されます。また、スマートフォンのBYOD化による通信コストの大幅な削減を実現します。
- 設備・運用コスト
- 既存設備・サービスとの連携
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- 携帯電話との連携
U-cube voiceサービスと通信事業者が提供する携帯電話内線通話サービスとの連携は、鳴動する固定電話の携帯電話でのピックアップや、固定電話で保留した通話の携帯電話での応答を実現します。 - 既存PBXとの連携
U-cube voiceサービスと既存のPBXとの内線接続により、増設が難しいPBX設備をお持ちの企業においても、社員の増加などに容易に対応できるようになります。 - 海外製品との連携
海外製IP電話サーバやユニファイドコミュニケーションサーバの多くは、国内で広く利用されている多機能型固定電話機を利用することができません。U-cube voiceサービスは、これらサーバと連携することにより、優れた機能を有しながら多機能型固定電話を利用できないという課題を解決します。
- 携帯電話との連携
- BCP・在宅勤務対策
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- BCP対策
PBX機能は堅牢なデータセンターで運用するため、災害などのリスクが発生した際のBCP(Business Continuity Plan)対策としても有効です。 - 在宅勤務対応
在宅勤務を行う社員とは、スマートフォンにインストールする専用のIP電話アプリケーションを利用して連絡をとることができます。既存PBXとの連携を行えば、既存のPBXの構成を変更することなく、社内の固定電話や在宅勤務者同士の通信手段を容易に確保することができます。
- BCP対策
主な機能
機能 | 機能概要 | 固定電話 | 通信事業者の 内線サービス 利用携帯 |
---|---|---|---|
外線・内線発着信 | 0AB〜J番号や内線番号での発着信ができます。 | 〇 | △※1 |
着信転送 | 着信を予め登録した電話番号に常時転送する「無条件転送」の他、「話中転送」、「無応答転送」、「非レジスタ転送」、「圏外転送」および「スケジュール転送」を利用することができます。 | 〇 | △※1 |
フォローミー | 呼び出した端末に接続できない場合、予め登録した電話番号を順次呼び出します。(最大5つまで) | 〇 | △※1 |
着信拒否・許可 | 非通知や予め登録した電話番号からの着信を拒否する「非通知着信拒否」や「ブラックリスト」の他、予め登録した電話番号からの着信のみを受け付ける「ホワイトリスト」の利用が可能です。 | 〇 | △※1 |
発信規制 | 国際電話や外線電話への発信を規制することができます。 | 〇 | ― |
共有短縮ダイヤル | 内線グループでの短縮ダイヤル番号を共有できます。 | 〇 | ― |
保留転送 | 通話中呼を別の電話番号に転送することができます。 | 〇 | ― |
代表着信※2、※4 | 代表番号へ着信があった際、予め登録したグループ内の端末の中から、優先順位の高い端末を呼び出す「シーケンシャル」の他、「ラウンドロビン」、「ユニフォーム」、「ランダム」および「同報着信」を利用することができます。 | 〇 | △※1 |
コールピックアップ | 通話中の呼を保留し別の多機能電話で応答することができます。 | 〇 | △※1 |
パーク保留※3 | IP電話端末のフレキシブルボタンに予め電話番号を登録しておくことで、該当番号に電話が着信した際にボタンのランプを点滅させます。 | 〇 | ― |
エマージェンシー※3 | IP電話端末のフレキシブルボタンに予めVoIPゲートウェイのIPアドレスを登録しておくことで、クラウドPBXを経由せずに公衆電話網へ発信することができます。 | 〇 | ― |
内線・外線鳴り分け※3 | 内線からの着信音と外線からの着信音とを別けることができます。 | 〇 | ― |
※2代表機能またはその他機能との競合が発生した場合、優先度の高い機能が動作します。
※3多機能電話機をお使いの場合に対応可能です。
※41グループのメンバ数には上限があります。
システム構成例
- オプション機能
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- 通話録音
電話回線に接続するため宅内に設置するゲートウェイ(NX-E1010)と録音ファイルを保存するVoIS装置とを組み合わせることで、ゲートウェイを通して行われる通話を録音することができます。
- 通話録音
- 利用シーン
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- フリースペース対応
オフィスのスペース有効活用や省スペース化を目的としたフリースペース化が進んでいます。フリースペースには共用の固定電話機を最小限設置して、残る端末にはモバイルデバイスを利用できるのがU-cube voiceサービスです。通信事業者が提供する携帯電話向けの内線通話サービスと連携するU-cube voiceサービスでは、固定電話への着信を携帯電話へ内線転送することも、固定電話にかかってきた着信に、ピックアップやパーク保留機能を使って携帯電話で応答することもできます。 - 端末のモバイル化
ワークスタイル変革や固定端末コストの削減を目的とした端末のモバイル化のニーズが広がっています。受付窓口では必要となる最低限の固定電話機は残すものの、それ以外の端末はすべてモバイル化したいニーズに、U-cube voiceサービスはお応えします。通信事業者が提供する携帯電話向け内線通話サービスの携帯電話であれば、複数端末を同時に鳴動させることも可能です。また、スマートフォンに専用のIP電話アプリケーションをインストールすることにより、そのままU-cube voiceサービスの端末として利用することもできます。 - 既存PBXの補完
急激な社員の増加やオフィスの移転などに伴って、PBXに大規模な設備投資が必要になるケースがあります。また、海外製のユニファイドコミュニケーションサーバやIP電話サーバの多くは、日本国内で広く利用されている多機能型固定電話機を利用することができません。U-cube voiceサービスであれば、既存PBXの設備はそのままで、多機能型固定電話機やIP電話アプリケーションをインストールしたスマートフォンと内線接続が実現できるので、早期かつ廉価に必要なだけの端末を導入でき、課題解決にお役立ちすることができます。 - BYOD採用
スマートフォンの普及に伴い、多くの社員が個人のスマートフォンを所有しています。このスマートフォンを会社の電話端末として利用するBYOD(Bring Your Own Device)採用により通信費の大幅なコストダウンが見込めます。キャリアグレード品質のIP電話を長年手がけてきた当社ノウハウを詰め込んだIP電話アプリケーションは、伝送品質が不安定なインターネット環境においても幅広く利用することができます。
- フリースペース対応
セキュリティ認証取得について
当社保守運用グループでは、情報セキュリティについての認証を取得しています。
(認証取得に関してのプレスリリースはこちら)