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ネクストジェン、KY活動見える化ソリューションに既存録音データの取り込み機能を拡充
~既存の工事業務システムとの連携によるKY活動の分析・評価を実現、1月より提供開始~
株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二)は、工事現場などにおけるKY(危険予知)活動の内容を定量的に見える化するソリューション『 U-cube cogni 工事KY (ユーキューブコグニ コウジケーワイ)』について、既存の工事系業務システムや録音システムとの連携機能の提供を1月より開始いたしました。
- 機能拡充の背景
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当社は、工事現場などで日々行われるKY活動の会話を専用のスマホアプリで録音し、音声認識や自動分析により内容の適正を数値化するソリューション『 U-cube cogni 工事KY 』を2022年4月から提供しています。KY活動は労働事故の予防を目的とする重要な活動であるものの、実施状況の分析や管理には多くの手間と時間がかかる、という課題を解消するソリューションです。
U-cube cogni 工事KY の詳細は こちら
人手不足の深刻化などを背景に建設テック市場※1が拡大する中、KY活動の録音や録音データを保存するシステムも登場していますが、録音データのチェックは一部をピックアップして人手により行うケースが多く、全体の分析までを行うシステムは少ないのが現状です。
このような状況から、当社は「 U-cube cogni 工事KY」に既存の録音データの取り込み機能を拡充し、1月より提供を開始いたしました。
これにより、工事系業務システムや録音システムを提供する企業、および自社で既に音声を録音されているユーザー企業は、録音データを「 U-cube cogni 工事KY」の連携API※2でアップロードするだけで、KY活動の分析までを自動化できるようになります。
ユーザー企業にとっては、使い慣れた既存のシステムを変更することなく、録音データの活用が可能となります。
※1) 建設テックとは:
建設(Construction)と技術(Technology)を掛け合わせた言葉で、最新のテクノロジーにより建設業界におけるあらゆる業務を効率化する動き
※2)APIとは:
Application Programming Interface の略で、ソフトウェア同士が情報をやり取りする際のインターフェース
<システム連携イメージ>
- U-cube cogni 工事KY の特長
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- 雑音の多い環境での会話もテキスト化し分析
・お客様環境に適した音声認識エンジン・モデルを利用
・当社のパートナー・エクシオグループで既に実績のある数値化のノウハウを活用(特許第7027370号)し、翌朝には分析結果を提示
- 機器設置不要のクラウドサービス
・資産を持たずに業務を効率化
・サーバーやソフトウェアメンテナンスも当社におまかせ
- 既存システムとの連携可能
・録音データを「 U-cube cogni 工事KY」の連携APIでアップロードするだけで連携
・お客様でお使いのシステムを変更せずにKY活動の分析を実現
- 安心のセキュリティ
・アップロードされた録音データは原則2日で削除
・厳しいセキュリティ要件のお客様も本ソリューションご利用中 - 雑音の多い環境での会話もテキスト化し分析
- 費用・最低利用期間 ※詳細はお問い合わせください。
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月額費用 7万円 / 100ID(1 工事班を 1 IDとし100 ID 単位でのご契約) 初期設定費 20万円
※ ご利用条件により価格が変更となる場合があります。
※ システム連携には別途検証・開発費が発生する場合があります。
※ 特殊な環境(音の反響や雑音が多いなど)での利用は要調整(有料オプション)となります。最低利用期間 2年
- 今後の展開
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国土交通省の公共事業等の予算概算要求※は増加傾向にあり、建設テックへの期待は高まっています。
当社は、システム連携の選択肢を増やし「 U-cube cogni 工事KY」の利便性を向上させると共に、その仕組みやノウハウをあらゆるシーンでの会話の抽出・分析へ応用し、建設市場以外においてもソリューション展開を拡大させていきます。
※令和6年度 予算概算要求概要:https://www.mlit.go.jp/page/content/001625442.pdf
ネクストジェン、KY活動見える化ソリューションに既存録音データの取り込み機能を拡充
~既存の工事業務システムとの連携によるKY活動の分析・評価を実現、1月より提供開始~(PDF188KB)
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネクストジェン 事業企画開発部 プロモーショングループお問い合わせフォーム
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