LA-6000

VoIP対応、小規模~大規模ネットワークまで対応のソフトウェア製ボイスロガー(通話録音装置)です。VoISplus(ボイスストレージ)と連携し、通話の録音から録音データの収集・蓄積・管理までを実現します。

特長

柔軟な導入が可能
チャネルライセンス方式により席数に応じた導入が可能です。
筐体を変えることでシステムの継続的な利用が可能
アプライアンス製品とは異なり、ハードウェアの保守制限などに囚われない運用が可能です。
VoISplusと連携し録音データの蓄積・管理までを実現
録音データの検索や再生、各種管理設定をWEBブラウザ上でのシンプルな操作で実行できます。
音声データと呼情報(内線番号等)をリアルタイムで提供
局線、内線等の音声通信区間から音声(RTP)パケットを収集し、呼情報(内線番号等)をリアルタイムで音声認識などのAIサービスに連携することができます。

主な機能

機能 機能概要
録音 SIPのセッション情報を監視し、通話の開始、終了を検知します。 その結果を基に音声(RTP)パケットを収集し、自動的に録音の開始・停止を実行します。
録音データ出力 通話録音内容をWAV形式のファイルに出力します。WAVファイルには、電話番号、発着信種別、通話時刻などの録音情報が付加されます。
音声認識連携機能 キャプチャした音声データや、通話の開始・終了などのイベント情報を、リアルタイム音声認識サービスなどのAIサービスへ送信することができます。
収録分離機能 音声収集を行う端末ごとに録音機能の有効/無効、音声認識連携機能の有効/無効を設定することができます。
局線対応 大手通信事業者様の回線に対応しています。詳細はお問合せください。
内線対応 NX-C1000(IPセントレックス)に対応しています。その他のPBXにも順次対応予定です。
保守運用 ライセンスの有効期限の管理、長時間呼(長時間録音状態)の検知、問題発生時の解析に必要なログメッセージの出力など、保守管理に関わる機能を具備しています。

対応音声認識・感情解析AIサービス

サービス・ソリューション名 提供企業
Enour CallAssistant 株式会社オプテージ
ForeSight Voice Mining NTTテクノクロス株式会社
RECAIUS コンタクトセンタープラス 東芝デジタルソリューションズ株式会社
U3 COGNI 株式会社ネクストジェン

丸紅情報システムズ株式会社でも採用されています。

対応PBX

名称 提供企業
UNIVERGE SV9500 日本電気株式会社
・Avaya Aura Application Enablement Services Release ver7.1および8.1
・Avaya Aura Communication Manager Release 7.1および8.1
日本アバイア株式会社
Genesys Engage ジェネシスクラウドサービス株式会社
UC Server-P ユニファイドコミュニケーションズ株式会社
NX-C1000 株式会社ネクストジェン

通話録音/構成例

VoISplusとの連携

音声キャプチャ/構成例

内線側をキャプチャポイントとした場合

la-6000_capture.png

オプション / LA-6000用アナログ回線対応通話録音アダプター VP-1016AN

vp-1016an.jpg
    アナログ回線に対応
    LA-6000に接続することで、アナログ回線または、電話機の受話器で収音したアナログ音声も
    LA-6000で録音ができるようになります。 VP-1016ANを通して録音したデータは、VoISplusで検索・再生ができます。
    16チャンネルのアナログ音声入力に対応
    1台のVP-1016ANで16チャンネルまで録音することができます。
    最大で512チャンネルまで同時に録音可能
    1台のLA-6000に対して、32台のVP-1016ANを接続できるので、最大で512チャンネルまで同時に録音できます。LA-6000とVP-1016ANの台数を増やせば、更に大規模な環境にも対応できます。