株式会社ネクストジェン（本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二）は、音声通話、メッセージング、ビデオ通話などのコミュニケーション機能をAPIで提供する、クラウドベースの通信プラットフォーム「CPaaS（Communication Platform as a Service）」を自社で開発し、『 U-cube CPaaS 』として12月より本格的に提供を開始することを発表いたします。

『 U-cube CPaaS 』開発の背景

コミュニケーション手段の多様化を背景に、コミュニケーションサービスの開発や機能追加を容易に実現するCPaaSの需要が近年増加しています。
当社は2018年にCPaaS事業を開始し、海外プロバイダのCPaaSプラットフォームを様々な形でお客様にご提供してまいりました。
国内のお客様のご要望により、継続的かつ安定的なサービスの提供をすべく、このたび独自のCPaaS基盤『 U-cube CPaaS 』を開発し、日本語でのサポートを含めて12月より提供を開始いたします。
『 U-cube CPaaS 』は、国内の通信事業者をはじめ多くの企業への導入実績を持つ当社のソフトウェアが活用されており、異なる事業者間やサービス間の相互接続性に優れたサービスです。当社の長年の通信事業者への導入実績から、安定した品質で永続的にサービスを提供すると同時に、グローバルパートナーを含め他の主要なCPaaSプロバイダとの連携により、新しい機能をいち早く提供いたします。
これにより、ユーザー企業は日本のレギュレーションに沿った機能提供やサポートを受けながら、安定的で新規性の高い独自アプリケーションの開発を行うことができます。
当社は、本年7月に『 U-cube CPaaS 』を用いてパートナー企業が開発したクラウドアプリケーションを相互に利用できる会員制のコミュニティ『 NextGen CaMP 』を発足しており、会員数の拡大および会員間の交流や情報交換を通じて、国内市場におけるCPaaSの効果的な利用促進と市場の拡大を目指しています。

『 U-cube CPaaS 』の強み

通信機能を持つシステムやアプリを簡単に開発可能

・音声通話、IVR、SMSやチャットなどのコミュニケーション機能を提供
・NextGen CaMP会員との連携などにより提供機能を拡充予定

20年以上の相互接続実績に基づく日本の通信ルールに対応したサービス

・国内主要通信キャリアとの相互接続ノウハウ・実績がベース
・自社開発ソフトウェアSBCの柔軟性、保守能力を活用
・総務省対応などで深めた日本の制度に関する知識をサービスに反映

一貫したサービス提供

・プラットフォーム管理からアプリ開発、保守サポートまで一貫して国内チームでの対応
・SLA（Service Level Agreement)に応じて24時間365日のサポートも提供可能
・他サービス連携時にも、一次・二次受付に対応し一貫したサポート窓口を提供

グローバルパートナーとの連携

・新しい機能やサービスの提供、機能の相互補完やインテグレーションが可能応
・サービスの高付加価値化をスピーディーに実現

『 U-cube CPaaS 』活用事例

ネクストジェンとエクシオグループ、ServiceNowに音声DXソリューションを連携
～ クラウドAPIサービスによりServiceNowを高付加価値化、CSM市場のシェア獲得へ ～

ネクストジェン、フィックスポイント、エクシオ・デジタルソリューションズの三社協働でITOM市場のCSM領域の充実化を推進

社団法人の電話システムを高度化・ネクストジェンと都築電気グループ企業のコラボレーション
～ 音声コミュニケーションサービスの連携による本格的コールセンター構築 ～

CPaaSマーケットプレイス『 NextGen CaMP 』の動き

会員企業が順調に増加

本年7月の発足以降、新たに以下の2社が追加
・株式会社コムデザイン
・エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

海外主要プロバイダへの入会提案も実施中

今後の展開

現在『 U-cube CPaaS 』で構築したIVR（音声自動応答システム）とAIの連携を進め、電話応対や業務の自動化、さらに多言語対応や通話内容などの要約の実現を目指しています。こうした機能拡充や、海外の主要CPaaSプロバイダを含め、NextGen CaMP会員の拡大と連携により、社会に貢献できる新たなサービスの創造を目指していきます。

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